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地方から日本を元気に!
紀の川の畔から始まる元気印の物語!

地方から日本を元気に!
紀の川の畔から始まる元気印の物語!

平木 一圭 Hiraki Ikkei

熊本県出身、26歳。なんとなく関西弁に怖そうなイメージがあり、和歌山に赴任というより、関西に来ることが少し不安だったというが、紀の川市の関係者や農家の方にも可愛がられ、仕事も充実し楽しく働いている。和歌山県の美味しいものが集まるECサイト「わかやま風土(フード)」の立ち上げも控え、多忙な日々が続く。

株式会社ローカル 和歌山支社
和歌山県紀の川市重行139-1
TEL.0736-77-0074

ふるさと納税による地域活性化を!企業理念「真っ直ぐ、生きる ~全従業員・生産者と共に無限の可能性を追求し、地方から日本を元気にする~」を、紀の川市と共に実行するため、日々紀の川市を駆け回る平木さんは、地方を愛する26歳の若者です。

果物の宝庫、紀の川市への赴任

平木さんが勤務する株式会社ローカルは熊本県の企業。日本各地の都道府県のふるさと納税サポートやECサイト事業を手掛けている。平木さんは現在26歳、辞令を受け、今年一月に紀の川市に赴任。これまで熊本県、福岡県で生活をしてきたが、紀の川市はもとより、和歌山県も初めて。和歌山支社と言っても当初はたったひとりの社員の派遣で、とても不安だったそうだが、紀の川市役所の職員や、商品を出品して頂いているふるさと納税返礼品事業者の方々が、熊本から来た平木さんを温かく受け入れてくれたという。

仕事は、紀の川市のふるさと納税の中間管理業務。
紀の川市の産物を、全国の寄付者さんに知ってもらうページを作り、ふるさと納税の寄付先に選んでもらう。ページや注文の管理が中心だが、紀の川市の事業者を回り、販売促進企画や新規商品の開発を常に提案する。
「紀の川市産の果物は特に人気で、桃やキウイ、はっさく、いちご、いちじく、柿など、多い時で1日500件も全国から寄付があります」と、平木さんは、紀の川市の産物の魅力に驚いている。

和歌山県に対しては、かろうじてみかんと海産物くらいのイメージしかなかった平木さん。
しかし実際に紀の川市に来てみると、柑橘だけでなく、桃や柿をはじめとする果実の宝庫であった。農家を巡って、商品の出荷や出品をお願いするのだが、桃や柿とひと口に言っても、品種や作り手によって特徴が違い、勉強の毎日だ。返礼品の品数も、他の市町村平均より3~4倍多く、紀の川市が一丸となって、ふるさと納税に力をいれていることが分かる。

同年代の友達に紀の川市を自信をもって勧められる

現代の日本社会において、少子化問題は重要な課題である。26歳の平木さんも友人たちと話題になることがある、将来の結婚や子育て、お金の不安。まだ未婚である平木さんも独身であることが、気楽でいいと考えるようにいつしかなっていた。
しかし、赴任後は、紀の川市の環境やインフラ、市政を知るうちに、結婚や未来のことを考えるようになったという。両親や友人たちにもいい街だと伝え、ひとり暮らしだからこそ、住みやすさや人の温かさを身に染みて感じる。

休日はもっぱら徒歩と原付バイクで紀の川市を移動。お気に入りの場所は紀の川の河原。河原に座って、買ってきた弁当を食べたり、休憩したりと自然を満喫しながら、仕事のスケジュールを整理する。

ネット販売での売上を決める要素にレビュー評価がある。ふるさと納税をして頂いた方に、
高評価のレビューを書いて頂けるよう、返礼品の質の向上やお礼の手紙など気配りも絶やさない。県内7位(令和2年度実績)で、令和3年度の寄付額は7億円。これを目標の10億円にするために紀の川市と連携し、達成を目指す。

今日も農家さんに会いに行き、日々出荷状況もチェック

平木さんが訪問する紀の川市の企業や農家の多くは、何世代も続く歴史のある所が多い。
商品を紹介するにあたり、あまり関係のないような会社の昔話や苦労話も聞き、商品への想いをめぐらせる。寄付先を選ぶ時大切な要素となる生者者の返礼品への想いや返礼品の持つストーリーが寄付者さんにうまく伝わるように、今日も生産者に会いに行き、新たな情報を聞き出す日々だ。

平木さんから紀の川市産の果物トリビア。
「ふるさと納税の返礼品についてこんな問い合わせが届いたことがあります。キウイのヘタの内側につまようじのようなトゲがあるのをご存じでしょうか?噛むと刺さるほどではないですが、硬いものです。このトゲは毛茸(もうじ)と言うそうで、グリーンのキウイを買うと、ほとんどにあるのですが、紀の川市のキウイは大きすぎて、トゲも大きく、これは何?という問い合わせがありました。小さいものだと芯のふくらみのようであまり分かりません。問い合わせが来るほど、紀の川市のキウイは大きい!というお話です。」

取材:2022年6月17日