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紀の川市の魅力を、市民ならではの視点で発信する、
市民クリエイター養成塾が開講。

紀の川市の魅力を、市民ならではの視点で発信する、
市民クリエイター養成塾が開講。

SNSやスマホの普及により、たくさんの情報が飛び交うようになりました。観光だけではなく、移住・定住といった観点からも、市の魅力を内外に伝える情報発信が必要不可欠です。テレビやメディアでよく見聞きする情報ではなく、紀の川市民ならではの視点に立った情報発信が、新たな紀の川市の魅力発掘につながるのでは?という発想から、紀の川市の魅力を発信する「市民クリエイター」を育てる講座を開講しました。

「市民クリエイター」として情報を伝えるために重要な「伝える」技術を学ぶため、コピーライティングと写真撮影を学ぶ「フォトライターコース」、動画の撮影、編集技術を学ぶ「動画制作コース」の2つの講座が開催されました。

執筆と撮影を基本から学び、伝えるチカラを育てる
フォトライターコース

フォトライターコースは、ライティング講座4回、写真講座4回の、座学と実技を交えた講座内容です。

ライティング講座では、基本的な文章の作り方から、わかりやすい文章を作るコツまで、知っているようで意外とできていなかった文章作りについて学びます。出題されたお題に対して文章を作り、それを講師が添削することで、その人らしい文章が書けるよう、個性を伸ばしていきます。また、2人1組になってお互いをインタビューし、相手のことを紹介するという実際のインタビューを見据えた実践的なワークショップも行いました。

写真講座では、絞りやISO感度、色温度などのカメラの基礎知識や一眼レフカメラの基本的な操作方法から、料理がおいしく見える写真を撮るコツなど、実際の撮影シーンをイメージした講座内容となっています。初回の講座では、自分がどんな写真が好きなのか、どんな写真を撮りたいのかを確かめるため、たくさんの写真の中から良いと思った写真とその理由の発表を行い、参加者の感性を言語化して伝え合うようなことも行いました。
講座終盤では市役所を出て、実際にカフェにお邪魔して、空間や人物のインタビュー風景の撮影を行ったり、お題に沿った写真をチームで協力して撮影する実践演習も行いました。

実際に講座を受講してみて

フォトライターコースを受講した3名の受講生の方に受講の感想を伺いました。

1人目は中囿さん。多くの引越しを経験され、故郷である紀の川市に戻ってきた際に、地元の魅力を再認識。ご自身の言葉と写真で、紀の川市の良いところを発信したいと思い立ち、受講を決められました。講座を通して、できているようで実はできていなかったことに気づくことができたと、中囿さんは言います。また、他の受講者さんの文章や写真を見せてもらうことで、自分の中の固定概念を壊してもらうことができ、新たな発見ができたことが講座に参加して良かったそう。今後は、習得した技術や知識を活かし、Instagramでの発信に力を入れて行きたいと話してくれました。

2人目は木村さん。お仕事でECサイト運営を担当することになり、独学で文章などを学んでいましたが、きちんとプロから教えてもらう機会を求め、この講座に応募されました。
宿題など、大変な部分もありましたが、講座の中に演習が多く組み込まれていたおかげで、学んだことが技術として定着したと木村さんは笑顔で答えてくれました。大人になると人から教わる機会が減ってしまいますが、この講座で改めて「人から教わるって良い経験だな!」と感じたそうです。
今後は、仕事で担当しているECサイトのコンテンツ作りや、紀の川市の魅力を発信する活動に力を入れていきたいと、意気込みを語ってくれました。

3人目は稲垣さん。きのかわ市民クリエイターとして、紀の川市をもっと盛り上げていきたいという思いから、受講を決めました。写真の撮り方、文章の書き方ともに、知らないことをたくさん吸収することができたと、稲垣さんは言います。今ではマニュアル撮影を使うことができるようになり、文章を書くときも、相手にどう伝わるのかを考えて執筆することができるようになったそうです。これからは市民クリエイターとして紀の川市の魅力をSNSなどで発信していきたいとのこと。「今の自分なら、できる気がします!」という心強い言葉もいただきました。

これからも、全8回の講座で学んだ技術を活かし、市民クリエイターそれぞれの目線で、お店や観光地、何気ない風景など紀の川市の魅力を発信していってくれることを期待しています。Good Life with Kinokawaでは「きのかわ市民クリエイター」のタグから記事を見ることができますので、今後も更新を楽しみにしていてくださいね。

企画・撮影・編集ができる市民クリエイターを育てる
動画制作コース

Youtubeやショート動画の普及など、映像コンテンツはもはや私たちの生活とは切り離せない、とても身近なものになりました。五感を刺激する映像コンテンツは、ごく短い時間で、見た人に強いインパクトを残すことができます。紀の川市では、プロの映像クリエイターから映像の企画・撮影・編集を学ぶ講座を開講。”刺さる”動画で地域の魅力を発信する「市民クリエイター」を育成しています。

講座初回では「クリエイティブに正解はない」という考え方を共有し、自分の考え方や感性を信じることの大切さを受講者に伝えました。講座前半は、ショート動画やTik Tokでよく見られるタテ型動画の制作を行います。映画やドラマの助監督を経て、Tik Tokクリエイターになったしんのすけさんから、企画の方法や演出論を学びました。

講座後半では、紀の川市にある桃農園直営のカフェ「藤桃庵」をテーマに、2つのグループが3本の動画を制作しました。前半で習った知識と技術を活かし、チームメンバーと話し合いながら1本の動画を作り上げていきます。自身のスキルアップなどを目的として集まったメンバーが、チーム制作を経て、かけがえのないクリエイター仲間になり、人と人とのつながりをとても強くした講座になりました。

実際に講座を受講してみて

動画制作コースを受講した2名の受講生の方に受講の感想を伺いました。

1人目は小松さん。元々写真撮影が好きで、いつか動画も撮影してみたいなと思っていたところ、紀の川市の公式LINEからこの講座を知り、受講を決意。SNSで発信する際の動画のいろはについて学ぶことができて良かったと小松さんは言います。また、チーム制作だったため、チームをまとめるコミュニケーション能力を養うこともできたそうです。わからない事があったり、躓いた時にLINEで気軽に相談出来るなど、講師と受講生の距離が近いという部分もとても良かった、と話してくれました。

2人目は鷲岡さん。動画作成の経験はなかったけれど、これからの時代、撮影&編集スキルは誰もができて当たり前の必修スキルになるのではないかと思ったため受講を決意。作品を作り上げることで「やればできる!」という自信を持つことができました、と鷲岡さんは言います。また、チーム制作だったため、みんなのアイデアを結集して思いもよらない作品に仕上がっていくのは想像以上にワクワクする体験だったそうです。学んだ技術を学びっぱなしにはせず、これからも動画を作りながら、自分のクリエイティビティを刺激していきたい、と意気込みを伝えてくれました。

あなたもきのかわ市民クリエイターになりませんか?

きのかわ市民クリエイター養成塾は2024年も開催を予定しています。WEBサイト、または紀の川市公式LINEから、2期生応募についての情報を発信していきますので、ぜひチェックしてみてください。あなたの知っている紀の川市の魅力を全国に発信して、一緒に紀の川市を盛り上げていきましょう!

【WEBサイト】https://www.city.kinokawa.lg.jp/