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食欲の秋到来!
自然の恵みがたっぷりつまった絶品テイクアウトスイーツ特集

食欲の秋到来!
自然の恵みがたっぷりつまった絶品テイクアウトスイーツ特集

みなさんこんにちは!「きの かわいち」です。
いかがお過ごしですか?
気がつけば10月、朝晩は秋の気配のする風が吹くようになりましたね。

秋といえば、、、そう!食欲の秋!紀の川市は豊かな大地と温暖な気候のおかげで一年中フルーツが楽しめるフルーツ王国です。

今回は妻と秋の訪れを満喫するべく、紀の川市のテイクアウトできるスイーツ巡りを企画しました!テイクアウトの魅力は手軽さや季節のバリエーション、自分の好きなところで味わえるところ。これからの行楽シーズンにピッタリですね!

本日は実際に足を運んだ5軒のお店をご紹介します。

それでは、どうぞ!


Ka ra bi na

買ってすぐ食べて欲しい!
古民家カフェで味わう絶品ふわとろドーナツ

紀の川市の西三谷、山の麓を少しのぼったところに築80年の古民家を改装したカフェ、Ka ra bi na(カラビナ)はあります。お店は森に囲まれていて、テラスで美味しいものを食べながら鳥のさえずりや木々の緑を楽しめます。

店内には障子を作り替えた大きな窓があり、自然光がたっぷり入ってカウンターからの景色も最高です!お洒落な椅子にはなんと!古民家に残されていた牛車の一部が使われており、その他古材を用いた店内の装いは、訪れた人を自然とリラックスさせてくれます。

「Ka ra bi na」さんのテイクアウトスイーツといえばやっぱりドーナツ!
僕は定番のティラミス(税込367円)と宇治抹茶(税込334円)、妻は季節メニューのいちじく&キャラメル(税込421円)です。この日は晴天だったので迷わず外でいただきました。

まず驚いたのが手に持った時のずっしり感です。早速豪快にひとくちパクリ。生地とクリームはふわっふわ、思わず笑顔になる優しい甘み!揚げているはずなのに全く重く感じません、僕はあと3個は食べられそう!妻のいちじく&キャラメルも一口。いちじくとキャラメルが、甘さ控えめでミルキーな生クリームととろけあってこれまた絶品。

ずらりと並んだ朝のショーケース
定番のドーナツ。ティラミスのクリームがずっしり!

本当はお買い上げいただいたらすぐに食べていただきたいんだと話す辰谷さん。
なんとこのドーナツ、揚げたては手に持てないほど柔らかいんだそう。
その秘密は生地に使用しているジャガイモ!小麦粉はほんの少ししか使っていないとのこと。身も心も満たされるドーナツが、実はヘルシーでもあるなんて…。

フルーツは近所の農家さんが作られているものを使用します。「次はこのフルーツで作って欲しい」、とリクエストをいただくこともあるんだとか…!

「Ka ra bi na」のお店の由来はあの登山で使われる安全ロープとベルトを素早く確実につなぐ道具、カラビナから。お客様や農家の方々とのつながりを大切にしたい、という意味が込められているそうです。

オーナーの辰谷幸洋さんは飲食店歴30年のベテランシェフ。「Ka ra bi na」は2023年4月にオープンしたお店ですが、以前は和歌浦で飲食店を経営されていました。自身で農業もされていて、近辺で自然薯なども育てているそうです。「ドーナツは朝イチに。揚げたての感動を味わって欲しい!」とお店が気になった方へのメッセージをいただきました。

Ka ra bi na
【住所】和歌山県紀の川市西三谷1017
【Google Map】 1017-2 Nishimitani
【電話】0736-79-3164
【時間】11:00〜17:00(ランチタイム11:00〜14:00)
【定休】毎週木曜日、第二・第四金曜日
【駐車場】あり
【Instagram】https://www.instagram.com/karabina0908/


シフォンケーキ専門店「hiyori*日和」

止まらない美味しさ!
紀の川市のフルーツが彩るふわふわシフォンケーキ

本日向かったのはシフォンケーキ専門店の「hiyori*」です。
窓にかかるバラの花とアンティーク調の建物がステキ。

店内に入るとレトロなショーケースにシフォンケーキやフルーツジャムが並びます。このお店の一番の魅力は、素材へのこだわり!シフォンケーキは膨張剤を使用せず卵の力だけで膨らませ、保存料等も使用していません。またご自身の畑で採れたフルーツをはじめ、信用できる生産元の素材をフレーバーとしてスイーツに採り入れているそうです。お子さんのいるお母さんにとって、お菓子の素材がこだわられたものだと安心ですよね。

物語に出てきそうな外観
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レトロなショーケースにコロンと並ぶシフォンケーキたち

また珍しいところでは、トマトのシフォンケーキ。野菜嫌いのお子さんもパクパク食べてくれたんだそう!この日は販売棚に出ていませんでしたが、かわいいオレンジ色らしいです…。

今回僕が購入したのはマーブル色が綺麗なあずき味(税込300円)と紀の川市産のみかんのシフォンケーキ(税込300円)。個包装がされていて、お願いすればケースにも入れてくださるのでテイクアウトにピッタリ!手軽に食べられます。すぐ側の田園風景を眺めながらも良し、ドライブの休憩中にも良し!

まずはみかん味からパクリ。柑橘系の爽やかな香りが鼻を抜けます。とろけるようなきめ細かい生地にみかんのプチプチ感もあって食感も楽しいです。端の方はもっちりしていて、焼き目の香ばしさが癖になります。あずき味はしっかりとした小豆本来の甘さ!どちらも止まらぬ美味しさです。

毎年、紀の川市民が主催するフルーツの町おこしイベント「ぷる博」ではワークショップを開催、参加された方には「hiyori*」のスイーツも振る舞われるとのこと!「これからも自身の畑で作るフルーツの種類をどんどん増やして、スイーツに採り入れていきたい。紀の川市は、そういう挑戦がしていけるまち」と杉野さん。シフォンケーキの新作、心待ちにしています。

オーナーの杉野友美さん。岩出市の親友のお店で3 年間スイーツを提供することに始まり、紀の川市深田で5 年間の営業を経て、現在の場所でも10年(2024年現在)。シフォンケーキ作りに加えてお花のワークショップの開催や地域のイベントヘの出店をされ、ご自身の畑では桃、柿、みかんなどを栽培し、幅広く活動されています。

シフォンケーキ専門店hiyori*日和
【住所】 和歌山県紀の川市打田703−3
【Google Map】
シフォンケーキ専門店hiyori*日和
【電話】0736-60-1419
【時間】13:00〜18:00
【定休】月、火、水、日、年末年始
【駐車場】あり
【インスタグラム】https://www.instagram.com/chiffon_hiyori/
【X】https://x.com/cake_cafehiyori
【ブログ】http://hiyori.ikora.tv/


KII(キイ)

国内外で磨いた職人の手でつくる、
地元の厳選素材が光輝くスイーツたち

2024年1月13日、紀の川市の粉河にオープンしたケーキ屋さんKII(キイ)。お店は白を基調とした木のぬくもりを感じるお洒落な外観で、思わず足を止めてしまいます。
お店の目の前には龍門山がそびえており、遠いけれど、登山前にケーキを買って行くお客さんもいらっしゃるとか。僕も運動不足だから、また妻と挑戦してみようかな。

今回購入したのは黒く艶やかに輝く宝石のように美しい見た目のオペラ(税込537円)と旬のいちじくをふんだんに使ったショートケーキ(税込540円)!テイクアウトして妻と一緒にいただきました。

オペラは一口食べるとコーヒーの芳醇な香りが広がります。大人な味でワインにも合いそう…!いちじくのショートケーキはあえて甘さ控えめの生クリームを使うことで、素材の自然な甘さを存分に感じることができます。材料は地域の農家さんを回って調達されることも多く、農家さん伝いに旬のおすすめフルーツ情報を教わるそうです!

ロゴのラベルがかわいいオリジナルのジャム
イートインスペース

木のぬくもりを感じる落ち着いた店内。奥の厨房はガラス張りになっていてケーキ作りの様子を眺めることができます。

とってもお洒落なお店のロゴや焼き菓子のパッケージは、なんと谷本さんが自分の手でデザインされたもの。若者から主婦の方まで愛されそう!テイクアウトして自分へのご褒美にしてもよし、家族で囲むのもよし、贈り物にも喜ばれそうですよね。2024年9月に始まったばかりのイートインもおすすめです。落ち着いた空間と美味しいケーキで大切な人との会話も弾むはず…!

県外の方にも知られるお店になりたい、と谷本さん。お店の由来であるKII=紀伊も、地元和歌山をもっと知ってもらいたい、という思いから付けられたそう。インスタグラムでは最新メニューや売り切れ情報なども丁寧に発信されてますので是非チェックしてみてください!

オーナーの谷本久実さん。専門学校を卒業してから神戸のケーキ屋さんで働き、その後、ワーキングホリデーでフランスのお店で1年間修行。帰国後は、東京のフレンチレストランでデザートを担当した後、地元紀の川市へUターン。そして今年、念願の自分のお店をオープン!

KII(キイ)
【住所】和歌山県紀の川市粉河1107-5
【Google Map】 KII
【電話】なし
【時間】11:00〜17:00
【定休】月、火、水
【駐車場】あり
【インスタグラム】https://www.instagram.com/kii.kokawa/


小さなケーキ屋さん chaco

幼少期からの夢を叶えたケーキ屋さんの
みんなで幸せ生クリームシフォンケーキ

田園風景に囲まれた小道を抜けていくと、ベル付きのかわいい看板が見えてきます。
紀の川市豊田にある小さなケーキ屋さん、2024年7月17日にオープンしたchaco(チャコ)です。オーナーパティシエの岡澤さんは保育園児の頃からケーキ屋さんを開くことが夢で、日々自宅でケーキ作りに励んでいたそう。

全てのケーキを1人で作っている岡澤さん。お店のポップづくり、インスタグラムの運用などお手伝いしてくれるお子さんやケーキを買いにきて沢山話しかけてくださるお客さんの話など、今の暮らしを心から楽しんでいる様子でした。

(画像左)目印のベル付き看板
(画像右)季節限定メニューも!栗のタルト(350円)・いちじくのタルト(320円)・パンナコッタ(480円)

今回僕が購入したのは岡澤さんの1番のおすすめ、ふわっふわの大きなシフォンケーキ(税込2200円)!型をバナナをめくるようにして開いて、みんなでシェアして食べるのが楽しいスタイル。ピクニックメニューにもピッタリですね!せっかくなので2人のお子さんもいる友人へのお土産にすることに…!

後日感想を送ってくれたのですが、手が止まらなくて1日で無くなってしまったそう笑
きめ細かく柔らかい生地、卵感のある香ばしい甘さと癖がなくミルキーな生クリームがやみつきだそうです!(2番目のおすすめは絶妙な焼き目がついた、岡澤さんもお気に入りのチーズケーキ。こちらも大きなホールサイズもあるので次回はこっちを買ってみよう!)

chaco(チャコ)では紀の川市の季節のフルーツをふんだんに使ったケーキも販売しています。紀の川市のいいところは「のどかで住みやすい・美味しいものが沢山ある・子どもに優しいところ」だそうです!

オーナーパティシエの岡澤知草さんは紀の川市の出身。専門学校卒業後は主婦となり子育てに注力されていましたが、夢を諦めきれず並行してお仕事をしながら資金を貯めていったそうです。そして今年、ついにその夢を叶えた岡澤さん。「今凄く幸せです!」と笑顔で話されていました。一番下のお子さんの夢はプロ野球選手だそうで、「くじけそうになることも沢山あるけれど夢を持ち続ければいつか叶うんだよ」とご自身の経験をもとに支え続けられているそうです。

【住所】 和歌山県紀の川市豊田343
【Google Map】 小さなケーキ屋さん chaco
【電話】なし
【時間】11:00〜18:00
【定休】日、月、火
【駐車場】あり(2台)
【インスタグラム】https://www.instagram.com/chaco____cake/


藤桃庵(桃のしあわせ館)

すべての人へ憩いのひとときを、
地元の素材をたっぷり使った濃厚ジェラート

桃のまち、紀の川市桃山町元にある「藤桃庵」。別名「桃のしあわせ館」です!
妻とドライブ中に店舗を発見、広い駐車場の中に佇むスタイリッシュな外観のカフェです。ここは2023年の9月にリニューアルオープンした新店舗!もともとは同じ桃山町の旧店舗で営まれていたそうです。

僕が今回いただいたのはジェラート3つの盛り合わせ通称「3ジェラ」(620円)と酵素桃ソーダ(600円)、酵素白ぶどうソーダ(600円)です!「ジェラ」という単位が可愛いですね。味はすももももソルベ・いちじくミルク・藤桃庵みるくをチョイス。もちろん妻とシェアします笑

まずはすももももソルベから…食べた瞬間その濃厚さに驚きました!こんなに桃の味がぎゅっと凝縮されたスイーツは初めてです。甘みと酸味のバランスが素晴らしかったです。
次はいちじくミルクをいただきます。いちじく本来の甘酸っぱさを活かす濃厚なミルク味でこんなに合うんだ!とこちらも驚きました。
最後に藤桃庵ミルクをパクリ、地元木村牧場のノンホモ低温殺菌乳を使用しているそうです。こちらはしっかり目のミルク感に爽やかな後味。

ジェラートだけでなくオリジナルソーダなど豊富なメニュー!
店内にはお持ち帰り用の「お土産ジェラート」を発見!

新店舗をオープンされるにあたり、これまで通りのジェラート作りへの情熱に加えて、お客さん目線に立った利用しやすさや過ごし方まで工夫を凝らされたそうです。その一つが、春に一番おすすめのテラス席。購入したジェラートを満開の桃の花を見ながら食べられるそう…!「この土地でのリニューアルオープンに沢山のこだわりを詰めこんでいます。」と話してくださいました。

土地の景観や地域の人の気持ちを思って作られた空間設計、お話を聞いてあたたかい気持ちになりました。来年の春、桃の花が満開になる頃に妻とまたジェラートを食べに行きます!

オーナーの籔本梓さん。ジェラート屋さんを始めたきっかけは熟しすぎてしまった桃たちをどうにかできないかという思いから。味が濃いほど甘くて美味しいジェラートが出来るんだそう!全国でジェラート専門店が増えているけれど「フルーツなどの材料が入手しやすい地元、紀の川市でお店を開くことができて幸せです」と笑顔で話されていました。

【住所】和歌山県紀の川市桃山町元135−1
【Google Map】 toutouan
【電話】0736-67-6216
【時間】10:00〜17:00
【定休】水
【駐車場】あり
【インスタグラム】https://www.instagram.com/toutouan/


いかがでしたか?
紀の川市で味わう、テイクアウトにもぴったりなスイーツたち!自然豊かな景観を味わいながらいただくと心も体も満たされますね。妻が「次はいつ行く?」と目を輝かせて言っていたので僕も幸せな気持ちです。次回もスイーツめぐりを心から楽しむために、ロードバイクで秋のサイクリングに行ってこよう!

また、今回作り手の方のオープンまでの歴史や動機、こだわりを聞いて、この土地への愛がさらに深まった気がします。

今回紹介させていただいたお店では、インスタグラムで美味しいスイーツ情報を日々発信されています。土地へ注がれる沢山の愛情と職人さんの方々の工夫を持って作られる絶品スイーツを県内外問わず、多くの人に味わっていただきたいです。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。どこか田舎に住んでみたいと考えている方、移住先を探している方は、「紀の川市」を一度見に来てください。
そして、もし紀の川市を少しでも気に入っていただけましたら、ぜひこちらでお話をさせてください。
あなたの人生の旬を「紀の川市」で・・・

それでは、又、次回をお楽しみに!以上、きの かわいちでした。

この記事を書いた人

きの かわいち

30代後半の会社員です。
田舎ぐらしに憧れていたわけではないですが、紀の川市に惹かれるものがあり、思いきって夫婦で移住を決意しました。
今は、休みの日に紀の川市の新たな魅力を、発見をするのが楽しみとなっています。