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住いも甘いも紀の川市「Good for Kinokawa」

トップページ 読みもの 「おいしい旬」を全国へ。農家目線で発信し、地域の価値を高めたい。

読みもの Discover the good points
of Kinokawa city

「おいしい旬」を全国へ。
農家目線で発信し、地域の価値を高めたい。

「おいしい旬」を全国へ。
農家目線で発信し、地域の価値を高めたい。


野菜やフルーツなど、紀の川市でつくられたおいしい特産品を、農家目線で全国へ向けて発信することで、紀の川市の魅力や農業のおもしろさを伝えたい。
そんな地域や農業の価値を高めるための活動をされている「藤井の里くらぶ」を取材しました。

魅力あるこの地域を
これからも残していきたいから。

おいしいフルーツや野菜が多く生産される紀の川市藤井は、自然あふれる環境でありながらも、大阪へのアクセスも良いという魅力があります。
立地もいい、環境もいい、そして田舎ならではの人のあたたかさ。そんなステキな場所をこれからもずっと残し続けたいという想いで生まれたのが「藤井の里くらぶ」です。農家さん11名で発足されたこの取り組みは、藤井のことをもっとたくさんの人たちに知ってもらうため「特産品や地域のことを、農家目線で発信すること」「農業体験で、実際に訪れるきっかけをつくること」からはじめました。

来て、見て、触れて。
実際に感じていただくために。

藤井の里くらぶでは、地域の魅力や農業に興味を持って来てくださった方に向けて、レモンやキウイ、桃などの収穫体験ができるバスツアーの受け入れや、調理師専門学校の校外学習の受け入れなども行っています。

秋に行われたツアーはあいにくのお天気でしたが、新鮮な採れたて野菜やフルーツが並ぶ「マルシェ」や「キウイの選別体験・試食会」「採れたてレモンでレモンスカッシュ作り」に加え「学生さんがつくった和歌山クイズ」など、さまざまなメニューで参加者さんを楽しませてくれました。

こだわりをもって作られたものは、
ステキなきっかけや繋がりもつくってくれる。

藤井の里くらぶメンバーの皆さんに共通すること。それは「藤井地区のことが好き」で「自分たちが作る野菜やフルーツに誇りを持っている」ということです。

同じ想いの仲間が集い、誰にも、どこにも負けないおいしさを追求し続ける。
そうやって生まれた商品は、いろいろな人の元へ届き、また新しい繋がりへと広がっていくのです。

これからも、地域の可能性⁨⁩を信じて
価値あるものをつくっていきたい。

「地方への移住を検討されている方、特に農業に興味のある人は大歓迎。まずは一度訪れてみてほしい。」そう語るのは、藤井の里くらぶの代表を務める川原さん。「地域に根ざして農業をやっていきたいと考えている人には、作物の作り方やノウハウを伝えることはもちろんのこと、業界のつながりもしっかりと継承していけるようにしたい」と考えているのだそうです。
毎年楽しみにしてくれている人たちに、感動してもらえるようなおいしさをお届けするため、手間暇は惜しまない。そんな熱意が、地域の活性化にもつながると言います。地域の価値を上げるのは、そこに住む人たちの強い想いと行動。手をかけるところはとことん丁寧に。新しい技術は積極的に取り入れて試してみる。

すべてはおいしいフルーツや野菜を育てるため。
安いからではなく、おいしいという理由で選んでいただける農家であり続けるため。

食べてもらったら、こだわりを感じてもらえる。
来てもらったら、魅力を伝えられる。

「知ってもらう」というきっかけさえあれば、
どんどん広がっていける力が、この場所にはある。



地域はもっともっと盛り上がっていける、そう信じて。
藤井の里くらぶの挑戦は、これからも続きます。