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お知らせ Kinokawa city News

【R7.1.12開催】第2回こかわつなぐマルシェ

公共空間や地域の空き店舗や空き地などのスペース(空間)を、人々が集い、つながるためのプレイス(居場所)に変えていくことで地域を再生するための取り組みをプレイスメイキングと呼びます。

1960年代にアメリカで提唱されたプレイスメイキングは、「まちのなかに居心地の良い居場所となる場所が増えてくると、そのまちに暮らす人々の暮らしの質も高まる」という考えに基づくもの。普段暮らしているまちの空間を、そのまちに暮らす人たちやまちへ訪れる人たちにとって居心地のよい空間に変え、そこを行き来する人の居場所をつくっていくための手法です。

そんなプレイスメイキングをめざして、「こかわつなぐマルシェ」と題し、定期的にマルシェを開催することになりました。

かつて約180店舗が軒を連ねた粉河とんまか通り。

時代の変遷とともに、その多くが店をたたみ、次第に人通りがなくなっていきました。

紀の川市では2023年から官民連携手法で粉河とんま通り周辺のエリアリノベーションの取り組みを始め、2024年6月には門前にあった大正時代創業の旧旅館「三笠館」をリノベーションし、カフェやゲストハウス、サウナの複合施設MIKASAKANとしてオープン。活性化のための新たな拠点ができました。

スイーツ・宿泊施設・サウナにイベントまで100年の歴史ある元旅館 三笠館がリニューアルオープン

そして、まちに人を呼び込み、日常がちょっと楽しくなるイベントをめざして、2024年12月に「こかわつなぐマルシェ」がスタート。

第2回目となる1月12日にはMIKASAKANに23の出店者が集まりました。

午前中から人気店舗には行列ができ、MIKASAKANの飲食スペースには賑やかな笑い声が響きます。

マルシェをきっかけにはじめて粉河にやってきたという子ども連れのファミリーや、にこやかな表情でマルシェの雰囲気を楽しむ地域のお年寄りたちの姿も。

地元でとれた新鮮な果物や野菜、おいしそうなスイーツ、おしゃれな雑貨。それぞれのお店に思いのつまった商品が並びます。

こかわつなぐマルシェは毎月第2日曜日に開催されます。お近くにお住いの方は、ぜひふらっと立ち寄ってみてください。

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