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紀の川市で 働く Life in
Kinokawa city

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紀の川市での仕事風景 Work scenery

story 01

ケチャップ消費率全国一位、

地元民に愛される

調味料製造会社の仕事

平成28年度の総務省の家計調査でケチャップ少量ランキングで1位に輝いた和歌山県。そんなケチャップに馴染みの深い地域で、長年ケチャップやソースの製造を行っている会社があります。桃山町調月地区に工場を持つハグルマ株式会社は、三ツ矢ソースが前進の日本最古のソースメーカーで、昭和47年に製造拠点を大阪から紀の川市へ移したことを機に、ケチャップの製造を始めました。現在は売り上げの約6割を占めるケチャップを中心に、ポン酢やドレッシングなど、和歌山の農産物を使った商品を多数生産し、順調に売り上げを伸ばしています。

出立 正則さん 出立 正則さん

ハグルマ(株) 常務取締役
出立 正則 さん

平成28年度の総務省の家計調査でケチャップ少量ランキングで1位に輝いた和歌山県。そんなケチャップに馴染みの深い地域で、長年ケチャップやソースの製造を行っている会社があります。桃山町調月地区に工場を持つハグルマ株式会社は、三ツ矢ソースが前進の日本最古のソースメーカーで、昭和47年に製造拠点を大阪から紀の川市へ移したことを機に、ケチャップの製造を始めました。現在は売り上げの約6割を占めるケチャップを中心に、ポン酢やドレッシングなど、和歌山の農産物を使った商品を多数生産し、順調に売り上げを伸ばしています。

商品の高い安全性を支える、
社員の知識の豊かさ

  • 01

    平成30年に食品安全に関する国際規格であるFSSC22000を取得。大手スーパーとPB商品の共同開発も。

  • 02

    食品衛生に関する様々な資格を有する社員が、外部研修の講師を務めることも。

  • 03

    高い品質基準をクリアするため、1つの製品が出来上がるまで、原料で1回、調理で1回、製品の段階で1回の計3回の検査を実施。

story 02

園庭と菜園を兼ね備えた

企業内保育園も併設

働く女性を全力支援する会社とは

上田井地区にあるデュプロ精工株式会社は、デジタル印刷機や名刺、カードを作成する機械など様々な事務用機器の製作を行う会社です。50種類以上の製品があり、主に学校や病院などの公共施設や企業の事務所で使用されています。デュプロ精工では、自社で製品の開発から設計、組み立てまで一貫した製造を行うことで、顧客要望に応じたオーダーメイド商品の製作を可能にしています。年々変化する安全規格や紙の質に対応するため、量産品のマイナーチェンジも欠かせません。常に市場の動向を把握することで、時代の流れに沿った新しい商品アイデアを次々と生み出しています。

池田 弘樹さん 池田 弘樹さん

デュプロ精工(株) 代表取締役社長
池田 弘樹 さん

上田井地区にあるデュプロ精工株式会社は、デジタル印刷機や名刺、カードを作成する機械など様々な事務用機器の製作を行う会社です。50種類以上の製品があり、主に学校や病院などの公共施設や企業の事務所で使用されています。デュプロ精工では、自社で製品の開発から設計、組み立てまで一貫した製造を行うことで、顧客要望に応じたオーダーメイド商品の製作を可能にしています。年々変化する安全規格や紙の質に対応するため、量産品のマイナーチェンジも欠かせません。常に市場の動向を把握することで、時代の流れに沿った新しい商品アイデアを次々と生み出しています。

「いつか、園の卒園生が
働いてくれたら嬉しい。」

  • 01

    平成30年5月に企業内保育園としてふたば保育園を開園。社員だけでなく、地域枠として紀の川市近隣の園児も受け入れ。

  • 02

    単なる託児所ではなく園庭と菜園も兼ね備えた当園では、地場産の食材を中心とした食事の提供や、園児自身が菜園で育てた野菜を使って一緒に料理を行うなど食育にも力をいれている。

  • 03

    職場内でハロウィンイベントを行ったり、朝のラジオ体操を社員と一緒に行うなど、社員と園児との交流ができる取り組みも。

story 03

寿司発祥の地でトップを走る

酒粕から生まれた歴史と挑戦

日本有数の食酢消費圏で、海や山の幸に恵まれた和歌山県。寿司の発祥の地ともいわれるこの土地で、食酢の生産量が県内トップのメーカーがあります。 株式会社九重雑賀は、明治41年、和歌山市で食酢「九重酢」の醸造元として創業。昭和9年には「よりよい食酢を造るには、その主原材料である酒粕から造るべき」という創業者の考えと、「食事にあう日本酒を造りたい」との想いから、日本酒の製造も開始しました。より上質な紀の川の伏流水を求め、平成18年に製造拠点を桃山町元地区へ移転。代表取締役社長の雑賀俊光さん(52)が「主原材料のほとんどは紀の川市産のものを中心に使用しています」と話すように、地元の米と水で、その土地特有の味を出せるよう、主原材料からの一貫造りにこだわり、食酢や日本酒、梅酒などの製造販売を行っています。

雑賀 俊光さん 雑賀 俊光さん

株式会社九重雑賀 代表取締役社長
雑賀 俊光 さん

日本有数の食酢消費圏で、海や山の幸に恵まれた和歌山県。寿司の発祥の地ともいわれるこの土地で、食酢の生産量が県内トップのメーカーがあります。 株式会社九重雑賀は、明治41年、和歌山市で食酢「九重酢」の醸造元として創業。昭和9年には「よりよい食酢を造るには、その主原材料である酒粕から造るべき」という創業者の考えと、「食事にあう日本酒を造りたい」との想いから、日本酒の製造も開始しました。より上質な紀の川の伏流水を求め、平成18年に製造拠点を桃山町元地区へ移転。代表取締役社長の雑賀俊光さん(52)が「主原材料のほとんどは紀の川市産のものを中心に使用しています」と話すように、地元の米と水で、その土地特有の味を出せるよう、主原材料からの一貫造りにこだわり、食酢や日本酒、梅酒などの製造販売を行っています。

創業121年の歴史の継承と、
新たな挑戦をつづける

  • 01

    主原材料のほとんどを、紀の川市産のものを使用。地元の米と水で、その土地特有の味をつくる。

  • 02

    日本酒の製造過程でできた酒粕を3年以上かけて熟成させ、創業当時からの酢酸菌を使用し、約3ヶ月以上かけて発酵・熟成させて造る醸造酢。

  • 03

    だし酢や酢を使用した様々な調味料造りにも力をいれ、選考会での賞獲得を目指す。

story 04

創業80年企業の工夫と実践

社員が主体的に働ける

職場環境への取り組み

愛知県稲沢市に本社を持つ中部抵抗器株式会社。国内7か所に工場があり、空調機用熱交換器やエレベーター意匠品、電子基板などの製造を行っています。交通アクセスの利便性から、平成25年、北勢田地区に和歌山工場を開設。三菱電機株式会社のパートナー企業として、主にエアコンの心臓部ともいえる空調機用の熱交換器を製造しています。 空調機に使われるアルミの板は、コスト削減のため、年々薄い素材を使用。厚みが薄くなると、少しの加工条件の変化で割れてしまうなど、製造の難易度は格段に上がります。 中部抵抗器では創業以来80年間培ってきた技術やノウハウを生かすことで、薄肉素材に対応した高性能の製品を産み出しています。

安藤 竜也さん 安藤 竜也さん

中部抵抗器(株)和歌山工場 工場長
安藤 竜也 さん

愛知県稲沢市に本社を持つ中部抵抗器株式会社。国内7か所に工場があり、空調機用熱交換器やエレベーター意匠品、電子基板などの製造を行っています。交通アクセスの利便性から、平成25年、北勢田地区に和歌山工場を開設。三菱電機株式会社のパートナー企業として、主にエアコンの心臓部ともいえる空調機用の熱交換器を製造しています。 空調機に使われるアルミの板は、コスト削減のため、年々薄い素材を使用。厚みが薄くなると、少しの加工条件の変化で割れしまうなど、製造の難易度は格段に上がります。 中部抵抗器では創業以来80年間培ってきた技術やノウハウを生かすことで、薄肉素材に対応した高性能の製品を産み出しています。

人にやさしく、
クリーンで
エコな工場を目指す

  • 01

    工場の外観や内装は、あえて汚れが目立つように白色を基調とすることで、社員全員が常に清潔を意識できるように工夫。

  • 02

    社員から業務の改善提案を募集し、最も良い案を毎月表彰することで社員の意欲向上につなげている。

  • 03

    社員の85%は地元雇用で、平均年齢は26歳と若く、工場長が「安藤さん」と呼ばれるような風通しの良い職場。

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